自分を伝える
圧倒的に自分自身を誰かに晒していく作業が足りないので、二次小説を書いて友人に見せたりして鍛えている。15年くらい前すごい勢いで漫画を書いていた時期があって、その時はちょうど青森から東京へ出たころだった。その後、バンド活動や詩による表現活動、SNSによる出会いなども経験したが、「必死で自分を守っている」とある芸術家から言われたことを覚えている。当時意味がわからなかった。
私は自分で自分を守らなければならないほど弱い存在ではない。と当時思った。少なくとも35歳のいまはそうであるときっぱり言い切りたいけれども、本当はもっと近い人間に弱みを晒したり、悩みを相談できるようになりたい。
(つまりはあの芸術家の言っていたことは当たっていた。)
そのためには、まだまだ晒せる強さが必要で、できることがある。
美しい言葉や美しい表現は好きですが、空っぽで嘘つきだと嫌いです。自らの弱さを受け入れたときに人は強くなる。私はまだまだ気付くと目を逸らしてばかり。
ながお のぶこ