不安に煽られて行動し、「自分を粗雑に扱っているから、他者にも乱暴をはたらいてしまう」人へ①
私はこれ、めっちゃ気持ちわかりますし、長年そうでした。
「他者にも乱暴をはたらいてしまう」という対外的な結果だけがやはりクローズアップされますので、乱暴をはたらかれた側の人からは当然厳しく叱責されます。(当たり前だ。正当防衛だ)
でも残念ながらその叱責が、私の心と魂に伝わって、
「心底申し訳なかった、自分のも他人にも」と感じて詫びたことはなかったんです。
これがさっき瞬く間にわかりました。
「自分を大切にしない」という経験がない人にはわからないんですよ。どうして「不安に煽られて行動し、自分を粗雑に扱ってしまうのか」が。
『「自分を大切にしない」という経験がほぼない人』には、2種類います。(わたしの考察)※
①体の感受性・エネルギーに対する感度が良すぎて、「徹底的に自分を大切にする」ことを追究することでしか生きてこられなかった
②愛を先祖代々、乳児期胎児期レベルで経験し、その後の外的環境の中でも内的環境を疎外する要因なく成長した
①、②で過ごしている人には、私たちがどうして「粗雑に生きてしまうのか」が理解できない、高い次元にいるんですよ。
いま「高い次元」ときいて、がっかりしましたか?「じぶんはどうせ低い次元だ」と・・・
私はそうは考えません。それはわたしが伝えたいことの本質ではありません。
私たちは、「粗雑に扱う世界」にその身を置き「自尊心の低さから自分を痛めつけ続けながら」も、こうしてこれまで生き延びてきました。
それはなぜでしょうか?
やることがあるからに決まっています。
自分を粗雑に扱ってしまう気持ち、とてもよくわかります。
自分が気付いたからといって、急に周りを見下したり、
「私はもうステージが上がった」といっていきなり態度を変えたり、出来ない人たちだと思います。
そんな性質(「優しさ」ではなく単に「性質」と私は定義します)を持っている多数の「気付く機会が思い込みにより阻害され続けた層」にしか出来ないことがあります。
なんだと思いますか?考えてみてください。
次回へ続きます。
※「過去には自分を粗雑に扱っていたけど、いまはやめた」という層も多いです。この層で成功している人は、敢えて「低い次元は世界から消す」と決意して実行されている方もいらっしゃると思います。
また、「自分を大切にする在り方」も半端な、初心者層もいます。「現状、自分を粗雑に扱っている層」にダイレクトにエネルギーを伝える力はありません。中途半端。私は現状ここに分類されるかな。